国語の授業がどれだけ大切か

 超シンプルに書いてみますね。

学習塾にお子様を預けられる皆様が「国語の力?」と聞かれたときに1番に思いつくワードは「読解力」ではないでしょうか。他にも「話す力」「聞く力」「書く力」「話し合う力」と大切なことだらけなんですが・・・今回そこはおいといてのお話です。

「読解力」には2つの大切な力があることをご紹介します。

①イメージ力
 文章を読んで物語の背景や主人公の気持ちをイメージ・想像する力のことを言います。この力は日々の生活の中で体験・経験を通して得ることができます。なかでも子どもが一番得意としていることが「遊び」です。友達と遊ぶことによって、嬉しい気持ちにもなりますし、逆に意見が合わず喧嘩をしてしまうこともありますよね。そんなときに自分の気持ちを落ち着いて想像したり、また相手の気持ちを想像するしたりもします。そこから勇気を出して謝ったり、謝られたりを通して人としてまた大きく成長していく。そんなやりとりを日々行う経験を通して目に見えない情景や人の心を想像できるようになっていくのです。ですからイメージ力においては日頃の生活の中で獲得していくことができ易い環境下にあるので、さほど苦手意識をもっていないように感じます。「主人公の気持ちがわかる人?」「今○○さんはどのような気持ちだったと想像できますか?」などといった読み取りに対しては、それなりに皆答えを出すことができるのもそういったことが原因にあると考えられます。

②精読力
 これは、一字一句読み落とさないで、きっちりと読み取る力のことを言います。精読力には、絶対に手を抜かずに読むための集中力と、文章の意図を正確に理解する要約力が必要になります。これらの力は自然と身につくものではなく、特訓・訓練をしていかなければならないものです。
 では、精読力は鍛えられないのでしょうか。そんなことはもちろんありません。精読力を鍛えるには、正しい言葉の使い方や意味を知ることが大切になってきます。たとえば、子どもが間違った言葉の使い方をすれば、すかさずチャンスとばかりにその場で正しい言葉を教えてあげることが大切です。また、子どもが「どうして?」と疑問を投げかけてきたときには、きちんと答えてあげるようにしましょう。もし、答えられなければ一緒に辞書を引いて調べてみるのはとてもいい習慣です。要約力を鍛えるには、子どもにたくさん質問をし、答えさせることが一番効果的です。また本を読んだらあらすじを聞いてみるのも効果的。短く要約できるというのは、問題文を正確に素早く読み取ることにつながります。

ここで、私がお伝えしたいのは「精読力がとても乏しい」ことに対して危機感をもった方がよいということです。

「精読力」が乏しいが故、国語のみならず様々な教科においても「何を問われているのかが分からない。」「何と答えればいいのかがわからない。」といった問題でつまずく子どもたちが多い現状になっていると考えられます。社会や理科、算数の文章題がいまいちわかっていないように思う・・・などは、ここに原因があります。

 今回familiya学習塾でも「国語」の授業を取り入れようと決めたのもまさしく「精読力」にあります。今回我々がご用意した国語では、長文読解をする中で一言一句文字を読み取る力を育むことを一番の目的としています。時間をかけてじっくりと日本語で書かれている文章を読むことで、最初は苦しい時間になると思います。しかし、その時間をきちんと積み重ねていくことで精読力は確実に身に付き、他の教科の学力の底上げになっていくと考えています。

 これを続けていくことで、例えば英語なんかがスムーズに学習できるようになっていくのです。ただ国語の力がぬけていると英語を学ぶにしても、母国語である国語で学ぶわけですから、日本語があやふやでは習得できるものも習得できません。「SVO(主語・述語・目的語)」という言葉を聞いたことがあると思うのですが、英語の前にそもそも日本語における主語は何で、目的語は何で、述語は何かもあやふやなのに、英語になったからといって急に分かるわけがありません。日本語での作文が苦手なのに、英語の作文が書けるわけがないのです。だから、英語においても「精読力」は土台となる力となります。

 元教師として、大人数を抱える学校現場で「読解力のイメージ力」は育まれることは想像できるのですが、「精読力」を身につけるには長文読解の機会が不足していると考えられます。基本的に学校での国語の授業は、教科書に掲載されている物語文や説明文一つ一つを何時間もかけて読み込んでいきます。そのため、さまざまな文章に触れる時間はありません。ですから「精読力」は、ご家庭や学習塾で、様々な文章や問題に触れて、じっくりとお子様が考えて取り組み、その問題の考え方や解き方が合っていたのか確認していくことで、つけていくもので間違いないと思います。

 長くなりましたが、子どもたちの目の前の学力もさることながら、今後社会人として一人で生きていく上でも母国語の力はなくてはならない最低限の学力だと思っております。familiya学習塾では、お子様一人一人に確実に国語力・母国語力をつけることを心に決めましたので、ぜひ2023年度からの「国語コース」を受講されることを全力で推していきたいと思います。

また、どのようなことでも分からないことがございましたら遠慮なく言ってください。全力で相談に乗らせて頂きますので!では失礼いたします♪

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