中1の生徒のみなさんにこんなお話をしました
先日、中学1年生の生徒のみなさんに、中学校での学習の仕方や高校受験に向けての話をしました。
中学から高校までの道のり
中学生は小学生とは異なり、評価(内申点)が自分の進路を大きく左右します。
現行の兵庫県の公立高校入試制度では、『内申点が5割』『当日の学力検査の結果が5割』で合否の判定がなされます。つまり、通知表の評定は、単に中学校での成績を表すだけでなく、高校への進路決定に大きく関係するということです。中学校の定期試験の出来や提出物や授業態度といったことが公立高校の進学先を大きく左右するのです。
中学1年生の段階から計画的に学習を進め、きちんと中学校での評定(内申点)をとっておくことが、将来の選択肢を広げるために重要です。
また、副教科については、主要5教科(国・数・社・理・英)の調査書学習評定(内申点)の250点のうち、150点を占めます。当たり前ですが、どの教科もきちんと学習しなければいけません。
中学校での生活態度について
学校での生活態度も、学習と同じくらい重要だということも伝えました。昔は相対評価でした。「5」がつく生徒数は学年の何%か、と配分が決まっていました。2005年以降は「絶対評価」となり、周りの生徒の成績は関係なく、自分が目標をどれだけ達成できたか、学習内容を理解できたかを基準としています。
そのため、授業中に集中して話を聞く、宿題をきちんと提出する、時間厳守を意識するなど、基本的な生活習慣を身につけ、「中学校生活や学習に前向きである」ということが周りに伝わるような姿勢も大切です。また、学習だけでなく、行事や部活、課外活動など意欲的に取り組み、中学校生活を実りのあるものにしていこうねと伝えました。
期末テストに向けて
期末テストまであとわずかとなりました。
各教科で出された課題は、期限までに必ず終わらせて提出することに加え、
課題をしっかりこなすことで、自分の理解度を確認し、弱点克服につなげること、
また、テスト勉強を計画的に進めることの大切さについても伝えました。
成績向上に近道はなく、コツコツと取り組むことが何より自分の力となります。その力が社会へ出たときにも大いに役立つと思います。
まとめ
familiyaでは、一人ひとりのペースに合わせて、学習面のサポートだけでなく、精神面でのサポートも行っていきます。
保護者の皆様も、お子様の学習状況に関心を持ち、温かく見守っていただきたいと思います。
今後とも、familiyaと保護者様とで協力し、お子様の成長を支えていきましょう。